自宅サーバ構築(CentOS8の初期設定)

2020年5月1日

CentOS8 仮想基盤の構築

仮想基盤として利用するだけなので可能な限りオーバーヘッドとなる要素を排除したかったためGUI(Graphical User Interface)をインストールしていません。

Cockpitの有効化

本サーバにはキーボード・モニタなど外部入力装置を接続していません。
そのためWebUIでアクセスできる「Cockpit」を有効にして日常の管理はそこから行います。

インストール直後にSSHでアクセスすると下記のメッセージが表示されます。
Activate the web console with: systemctl enable --now cockpit.socket
下記のコマンドで有効化することですぐにCockpitでアクセスできるようになります。
~]# systemctl enable --now cockpit.socket
Created symlink /etc/systemd/system/sockets.target.wants/cockpit.socket → /usr/lib/systemd/system/cockpit.socket.

次回以降SSHで接続するとURLが表示されるようになります。TeraTermの場合、リンクとして機能しますのでダブルクリックするだけでサーバマシンのCockpitにアクセスできるようになります。

Web console: https://localhost:9090/ or https://192.168.0.3:9090/
ブラウザでアクセスします。(Chromeの場合)
「この接続ではプライバシーが保護されません。」と警告が表示されます。
下部の[詳細設定]を押下します。
Google Chrome
Google Chrome

伸長して開いた画面に「192.168.0.3にアクセスする(安全ではありません)」というリンクが表示されるのでクリックします。

サーバマシン上のCockpitのログイン画面が表示されます。

Cockpitログイン画面
Cockpitログイン画面

Cockpitでソフトウェアの更新をする。

Cockpitにログインします。

左ペインで「ソフトウェアの更新」を選択します。

画面の通りに操作すればソフトウェアの更新ができます。

Cockpit ソフトウェアの更新

ここまでが初期設定とします。

Linux